| 2006年10月の日記 | 2006年12月の日記 | 最新の日記 |
2006年11月の日記
| 29日 | 学生CGコンテスト | 29日 | 「とてかんCG」発表→ごめんなさい | 27日 | Webデザイン | 22日 | プレスリリース |
| 21日 | 販売会議 | 17日 | 中止！ | 15日 | 急にもほどがある | 14日 | 盛況にもほどがある |
| 14日 | とりあえず完成 | 13日 | ただいま放映中 | 12日 | インサイド | 10日 | ヴァルドﾜｰｽﾞ友好代表団 |
| 9日 | 海外講演依頼 | 8日 | 100回記念 | 7日 | 無駄運 | 2日 | 8年ぶりのバージョンアップ |
| 2日 | イタリア報告（ベネチア編） | 2日 | イタリア報告（ドロミテ編：後半） | 2日 | イタリア報告（ドロミテ編：前半） | 2日 | イタリア報告（仕事編） |
●「学生CGコンテスト」 11月29日(水) 記入者: かまた ゆたか
この日記のURLはhttp://doga.jp/2008/reading/diary/200611.html#20061129kama2です13thに「undercurrent」で佳作を受賞した宍戸 幸次郎さん （通称：宍戸（弟））が、CGアート協会が主催する「学生 CGコンテスト」の動画部門の最優秀賞を受賞した。 http://www.cgarts.or.jp/contest/scg/2006/prize/movie.html 宍戸さんの実力なら当たり前のことで、別に驚くようなことでは ない。（先日もイギリスの映画祭に招待された話がブログに アップされていた。海外旅行の初心者っぷりが初々しい。） ただ、他の審査結果については、ちょっと疑問なところも。 なぜ、最終審査にノミネートされていたあの作品が入って ないのだ！ こっちでは、会場審査特別賞だったのに！（笑） （理由はおおかた予想できるが（笑）） そもそも、あの人が学生のコンテストに出品するのはちょっと…。 こないだも言ってたし。 “もう、仕事が忙しくて、最近学校に行ってません”って。（笑）
この日記には
この日記には
この日記のトラックバックURL: http://doga.jp/2008/cgi-bin/diary.cgi/action=ping/date=20061129kama2
●「「とてかんCG」発表→ごめんなさい」 11月29日(水) 記入者: かまた ゆたか
この日記のURLはhttp://doga.jp/2008/reading/diary/200611.html#20061129kamaです昨日も新聞社が取材に来たし、いよいよ「とてかんCG」が 公表された。 http://cganime.jp/totekan/ http://ascii24.com/news/i/soft/article/2006/11/28/666057-000.html ということでごめんなさい。 この「とてかんCG」は、大阪日本橋に来ないと買えない（通信販売もしない） という超限定販売なのです。 日本橋CGアニメ村ができたときから水面下で進んでいたプロジェクトで、 ・最近はインターネット等でなんでも手に入るようになった。 ・でも、実際日本橋をぶらつけば、ものを手にとって見れる、意外な所で 意外なモノが見つかるという面白みがある。 ・でもそういった楽しさは、日本橋に来て貰わないと分からない。 ・日本橋に来ないと買えないという商品を作ろう！ （どうせなら、年末商戦にぶつけよう！） ということで、日本橋まちづくり振興会社から販売することになりました。 大阪近辺に在住でない方、大変申し訳ありませんが、入手する方法は ありません。（大阪近辺に在住の知人に買って貰って、郵送するとか ぐらい？） でも、そもそも日頃からこの日記を読んでいるような方は、Lシリーズや もっと本格的なCGソフトを持っているでしょうから、「とてかんCG」は 不要かと。（「とてかんCG」は、E1,E2をベースに、一般家庭用に作り 直した初心者用ソフトで、機能的にはL3より低い） それでは納得がいかないという方は、別途メールください。たくさん 来るようでしたら、また対策を考えます。ごめんなさい。
この日記には
この日記には
この日記のトラックバックURL: http://doga.jp/2008/cgi-bin/diary.cgi/action=ping/date=20061129kama
●「Webデザイン」 11月27日(月) 記入者: かまた ゆたか
この日記のURLはhttp://doga.jp/2008/reading/diary/200611.html#20061127kamaです「とてかんCG」のHPのデザインをする。 http://doga.jp/~kama/diary/totekanHP.jpg はっきり言って、Webデザインって、苦手だ。 画面の横幅が不定なので、配置やバランスが とれない。 文字の大きさもユーザーが変えてしまう。 色も、液晶とCRTで全然違って見える。 じゃぁ、どこをデザインしろと？ DoGAのHPも、根本的にやり直そうとずっと 思っているのだが…
この日記には
この日記には
この日記のトラックバックURL: http://doga.jp/2008/cgi-bin/diary.cgi/action=ping/date=20061127kama
●「プレスリリース」 11月22日(水) 記入者: かまた ゆたか
この日記のURLはhttp://doga.jp/2008/reading/diary/200611.html#20061122kamaです・本当だったら、今頃、空の上だったのだが。 ・「とてかんCG」発売のプレスリリースを作る。 日本橋に来てから、CGアニメ村が取材を受けた マスコミの方々の名刺を整理すると100枚以上に。 でもって、これらの方々にE-mailで出そうと思ったが、 何故か新聞記者って、E-mailがなく、連絡はFAXのみ って方が多い。なんでだろう？ 果たして、取材は来るか。記事掲載はあるか。来週を お楽しみに。 ・明日は誕生日。もうこの年だと、面白くもないが。
この日記には
この日記には
この日記のトラックバックURL: http://doga.jp/2008/cgi-bin/diary.cgi/action=ping/date=20061122kama
●「販売会議」 11月21日(火) 記入者: かまた ゆたか
この日記のURLはhttp://doga.jp/2008/reading/diary/200611.html#20061121kamaです・「とてかんCG」の販売会議を行う。 販売会社と協議の結果、発売日、値段などの 情報公開は11月28日（火）に決定。 （一部店頭ではポスターなどが事前に 掲示されるかも） それまでに、ポスターや公式Webの作成など することは多い。（フランスに行かなくてよかったよ） ・エレコム社が３Dマウスというものを発売する。 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0913/elecom.htm エレコム「パッケージにいかにも３Dって絵が欲しいのですが、 著作権フリーの画像って、どこかにないでしょうか？」 そんなん、新規に作成すればいいやん。 ということで、「とてかんCG」で、サクッと作成する。 ３Dマウスを店頭で見たら、隅の方に画像があるので チェックしてみてください。 ・いつの間にかLシリーズギャラリーでロボット祭りが 開催中。 http://doga.jp/dogal_gallery/gallery.cgi?action=thumbnail&class=all
この日記には
この日記には
この日記のトラックバックURL: http://doga.jp/2008/cgi-bin/diary.cgi/action=ping/date=20061121kama
●「中止！」 11月17日(金) 記入者: かまた ゆたか
この日記のURLはhttp://doga.jp/2008/reading/diary/200611.html#20061117kamaです今、TELがあり、 来週のフランス行きは中止に。 飛行機はなんとかなったが、ホテル、通訳、 イベント会場での講演などの手配が 間に合わないとのこと。 …そりゃそうだろう。
この日記には
この日記には
この日記のトラックバックURL: http://doga.jp/2008/cgi-bin/diary.cgi/action=ping/date=20061117kama
●「急にもほどがある」 11月15日(水) 記入者: かまた ゆたか
この日記のURLはhttp://doga.jp/2008/reading/diary/200611.html#20061115kamaです昨日、フランスのヴォルドワース訪問団の皆さんに 日本橋CGアニメ村に来て頂いたが、今日は逆に 大阪国際会議場にて行われたヴォルドワース主催の セミナーに招待される。 その後、レセプションにも出席するが、昨日いくつか 頂いた提案の続きを話し合う。半分社交辞令かと 思っていたが、先方はかなり本気のようだ。 まず、代表団に参加されたいた某社から、「とてかん」を ヨーロッパで販売したいとのこと。でもって、この社長、 昨日「とてかん」の実演を見た後、すぐフランスの会社に 連絡を取り、昨晩中（時差でフランス側は昼）に検討させた といきなり具体的な販売プランを提示してきた。 某社：「海外販売に関するそちらの条件を提示してください。」 急に言われても、海外販売なんて考えもしていませんから。 さらに、日本の映像のイベント（http://www.kinotayo.fr/）を 主催されている方から“今年はもう間に合わないが、来年から CGアニメコンテストと提携したい”とのこと。ありがたいお話だ。 （内心：やったー！ 上手くすれば、来年フランスに行けるぞ！） でもってこのイベント、今年は来週火曜から５日間行われる とのこと。 主催者：「来年のために、今年の様子も把握してほしい。」 かまた：「後ほど資料などお送りください。」 主催者：「いえ、もうフランス行きの飛行機のチケットは用意 できました。」 ………はい？
この日記には
この日記には
この日記のトラックバックURL: http://doga.jp/2008/cgi-bin/diary.cgi/action=ping/date=20061115kama
●「盛況にもほどがある」 11月14日(火) 記入者: かまた ゆたか
この日記のURLはhttp://doga.jp/2008/reading/diary/200611.html#20061114kama2です11月10日の日記 http://doga.jp/2006/reading/diary/200611.html#20061110kama にも書いたが、フランスから、ヴォルドワーズ県の訪問団が いらっしゃる。 私の講演内容は、基本的に上海やミラノで行ったものと 大差ないのだが、さすがフランスはアニメ大国。わざわざ 日本まで聞きに来るだけあって、熱心さが違う。 講演を行っていても、割り込んでどんどん質問してくる。 特に「CGアニメコンテスト」の紹介のあたりから会場が 盛り上がり、「とてかんCG」の実演を始めたところで 会場が荒れ出す。 質問だけでなく、このソフトをフランスの学校で使わせて くれとか、先方で行っているアニメ関係イベントの説明を されて、ぜひ参加して欲しいとか、新しいプロジェクトの 企画があるが興味あるかとか、様々な討論になって 講演が完全にストップしてしまう。 結局、講演原稿の最後1/3残して時間切れ。まだ日本橋 CGアニメ村の説明もしてないのに！
この日記には
この日記には
この日記のトラックバックURL: http://doga.jp/2008/cgi-bin/diary.cgi/action=ping/date=20061114kama2
●「とりあえず完成」 11月14日(火) 記入者: かまた ゆたか
この日記のURLはhttp://doga.jp/2008/reading/diary/200611.html#20061114kamaです「とてかんCG」が完成。プレス工場へ持って行く。 http://doga.jp/~kama/diary/Jacket.jpg （定価や発売元はまだ伏せています） 一部のスタッフは完徹。 でも、完徹で仕上げたシステムって、怖いなぁ。
この日記には
この日記には
この日記のトラックバックURL: http://doga.jp/2008/cgi-bin/diary.cgi/action=ping/date=20061114kama
●「ただいま放映中」 11月13日(月) 記入者: かまた ゆたか
この日記のURLはhttp://doga.jp/2008/reading/diary/200611.html#20061113kamaです朝から中継車が来ているなぁと 思っていたら、さっき、関西TVの ニュースで生放送をしていた。 今回はCGアニメ村でもDoGAは ノータッチ。上の階の取材のみ。
この日記には
この日記には
この日記のトラックバックURL: http://doga.jp/2008/cgi-bin/diary.cgi/action=ping/date=20061113kama
●「インサイド」 11月12日(日) 記入者: かまた ゆたか
この日記のURLはhttp://doga.jp/2008/reading/diary/200611.html#20061112kamaです11,12日とCG合宿が行われた。 その冒頭に、自己紹介の時間があり、各自2,3分の 近況報告ビデオを流すことになっている。 本来自己紹介を兼ねるということで、この１年間に 行ってきた仕事だとか、現在制作中の自主制作作品 などをダイジェストで見せることになっている。 ところがここ数年、みんな妙にこったものが多く、 映像の大半をこのために新作している人も珍しくない。 そして、どんどんウケ狙いに走っている。（笑） 何しろ、この日、この場でしか見せない。その内容は 口外しないということで、内輪ウケ、楽屋落ちの オンパレード。中には、某TVアニメの内情を暴露 するようなモノも。YouTubeに流れたらエライこっちゃ。 しかし、これはこれでもの凄く面白い。 ダークサイドとはまた違う、一つのジャンルだよなぁ。
この日記には
この日記には
この日記のトラックバックURL: http://doga.jp/2008/cgi-bin/diary.cgi/action=ping/date=20061112kama
●「ヴァルドﾜｰｽﾞ友好代表団」 11月10日(金) 記入者: かまた ゆたか
この日記のURLはhttp://doga.jp/2008/reading/diary/200611.html#20061110kamaです大阪府から口止めされていたのですが、 本日正式に発表されたので、もう解禁。 今月14日（火）の午後に、大阪府の友好都市である フランスのヴァルドワーズ県の副知事、市長といった政界の 方々や経済界の方々が、日本橋CGアニメ村の視察に いらっしゃいます。 http://www.pref.osaka.jp/fumin/html/11267.html DoGAに20名も入らんっちゅうねん！ ということで、インディペンデントシアターの方でセミナーを 行うことに。 私も2,30分話すのだが、最初は“ミラノの講演原稿をそのまま 話せばいいやん”と思っていたが、なんだかんだでほとんど 書き直すことに。 でもって、明日11日、12日とCG合宿。13日が「とてかんCG」の 完成…。 全然準備できてない！ …とりあえず、CG合宿行ってきます。 P.S. ヴァルドﾜｰｽﾞ県は、パリのちょっと北、シャルル・ ド・ゴール空港のあるところ。
この日記には
この日記には
この日記のトラックバックURL: http://doga.jp/2008/cgi-bin/diary.cgi/action=ping/date=20061110kama
●「海外講演依頼」 11月9日(木) 記入者: かまた ゆたか
この日記のURLはhttp://doga.jp/2008/reading/diary/200611.html#20061109kamaです・ここではまだ公表できないイベントの準備やら、 某所の方々の訪問やらで、「とてかんCG」の 作業もなかなか進まない。 ・某国から年末に講演を依頼される。 ずいぶん急な話だし、さすがに断ろうと思う。 実は、その国（地域）は、以前行ったことが あるので旅行先として興味がない… ということは秘密だ。
この日記には
この日記には
この日記のトラックバックURL: http://doga.jp/2008/cgi-bin/diary.cgi/action=ping/date=20061109kama
●「100回記念」 11月8日(水) 記入者: かまた ゆたか
この日記のURLはhttp://doga.jp/2008/reading/diary/200611.html#20061108kamaです凄いです。 http://www.linkclub.or.jp/~nanoji/isourou/100th.html 以前から考えていたのですが、100回記念に 今までのなかから、特に優れた作品を ５４作選んで、トランプを作るというのは いかがでしょう？ 一度、12枚選んでカレンダーを作りましたよね。 あんな感じです。 今なら、普通のプリンタで出力できる 名刺用紙を使えば、切ったりする手間も ありませんし。 ただ、カレンダーより需要は少ないような 気もしますが。
この日記には
この日記には
この日記のトラックバックURL: http://doga.jp/2008/cgi-bin/diary.cgi/action=ping/date=20061108kama
●「無駄運」 11月7日(火) 記入者: かまた ゆたか
この日記のURLはhttp://doga.jp/2008/reading/diary/200611.html#20061107kamaです・ただいま「とてかんCG」の仕上げに追われてます。 ・自宅にて。 息子（９才）にトランプのポーカーを教える。 「こうやって、１枚でも５枚でも、１回だけ チェンジできるわけや…」 生まれて初めて、ロイヤルストレートフラッシュ ができた。
この日記には
この日記には
この日記のトラックバックURL: http://doga.jp/2008/cgi-bin/diary.cgi/action=ping/date=20061107kama
●「8年ぶりのバージョンアップ」 11月2日(木) 記入者: たかつ
映像編集ソフト「AVスプライサ(仮)」を、8年ぶりにバージョンアップしました。この日記のURLはhttp://doga.jp/2008/reading/diary/200611.html#20061102taka2です
http://doga.jp/2006/programs/splicer/
ドーガ的にはお蔵入りしちゃってて、本来バージョンアップの予定なんかは無いソフトなのですが、
現在開発中の「とてかんCG」に、サポートソフトとして映像編集ソフトぐらい入れた方がいいんじゃないか、ということで収録が決定。
直したい点がいくつかあるし、ついでだからバージョンアップしよう、ということで今回の新版公開となりました。
というわけで、今回のバージョンアップの変更点ですが、
一番のキモは、
http://doga.jp/2005/programs/splicer/splicer.jpg
この画面左にデカデカと表示されている「機能未定」の文字が恥ずかしいので
http://doga.jp/2006/programs/splicer/splicer.jpg
無くす、ということだったりします…
それにしても、Lシリーズギャラリーの使用ソフトを見てると、今でも使っている人が結構いるようですね。
やっぱり映像編集ソフトは需要が大きいのでしょうか。
この日記には
この日記には
この日記のトラックバックURL: http://doga.jp/2008/cgi-bin/diary.cgi/action=ping/date=20061102taka2
●「イタリア報告（ベネチア編）」 11月2日(木) 記入者: かまた ゆたか
この日記のURLはhttp://doga.jp/2008/reading/diary/200611.html#20061102kama4です飛行機の都合でベネチアに寄る。 正直、ベネチアにはあまり興味がなかったが、 さすがに世界の観光地、この規模で歴史的な 町並みが保存されているところはなかなかない。 さらに水面と船が加わって、非常に絵になる 街だ。 http://doga.jp/~kama/italy/Italy05.jpg http://doga.jp/~kama/italy/Italy06.jpg そんだけ。 まだヒザが痛くて、あんまり歩き回れなかった。 （船で回れるから問題ない）
この日記には
この日記には
この日記のトラックバックURL: http://doga.jp/2008/cgi-bin/diary.cgi/action=ping/date=20061102kama4
●「イタリア報告（ドロミテ編：後半）」 11月2日(木) 記入者: かまた ゆたか
この日記のURLはhttp://doga.jp/2008/reading/diary/200611.html#20061102kama3ですまず、敗因の一つは前日時計を壊してしまい、時間が分からな かったこと。もう、1,2時間は歩いたはずなのに、展望台らしき 赤い屋根の小屋はまだ少し先。写真を撮るために、あちこち 寄り道していたとはいえ、私の足腰もずいぶん弱ったものだと 嘆く。 http://doga.jp/~kama/italy/Italy04.jpg （目指すはあの赤い屋根の小屋） …いや、何かおかしい。 こんな道、ベビーカーで行ける訳ないじゃないか。 もう一度、ガイドブックをよく読んでみる。 前後の文から類推するに、 “初心者コースといえども、途中から本格的な山道になる。 小一時間ほど歩けば、三つの頂がよく見える地点まで行けるので、 ちゃんとした装備のない観光客はそこで引き返すこと” ということらしい。 そんな地点、とっくの前に通過しているっちゅうねん。 ちゃんとした装備どころか、水も食料も最低限しか用意してない。 でも、もう全体のコースの1/3は過ぎてるし、ここで、同じ道を すごすご引き返すのもシャクだ。ええい、もう、一周回ってしまえ！ （よい子はマネをしてはいけません） 結局、赤い屋根の小屋についた時には、３時間を経過していた。 そして、このときすでにヒザに違和感が出ていた。 だが、この小屋の向こう側に、美しい池が見えていたので、結局 そこまで行く。 さて、反対側の帰り道、どんどん険しくなっていき、つづら折りの アップダウンが続く。日頃の運動不足がたたり、最後の方では完全に ヒザを壊してしまい、もうほとんど足が曲がらない状態。 この時点で、当初の計画は完全に破綻している。どうみても、登山口 まで戻るのが精一杯。村まで下りるのは絶対に不可能。 第一、途中で日が暮れてしまう。（こうして人は遭難していく） 残る手段としては、登山口まで車で来ている他の登山者に村まで 乗せてもらうこと。 とはいっても、他の登山者に会うのは、１時間に１回ぐらい。その 登山者が同じ登山口まで戻る保証も、車で来ている保証もない。 帰り道、二度ほど登山パーティーに会うが、私をスタスタと追い越し、 はるか前方に消えていく。もう、前にも後ろにも、見渡す限り人影は ない。 とはいっても、少しでも可能性を高くするためには、できるだけ早く 登山口まで戻らないといけない。そこに車が１台もなければ、あまり 芳しくない結果が待っている。（出発の時点では１台しかなかったし） ヒザが痛くても、休むわけにもいかず、ひたすら歩く。 すると、登山口が見えてきたころ、他のルートとの合流地点があり、 そこでオーストリアから来たという８人の年配のパーティに会う。 “車で来てたら村まで乗せて”とお願いしたら、“ああいいよ。 どうせコルティナも通るから、ホテルまで送ってやるよ。”とのこと。 うんやっぱり予定通りだ。全然大丈夫だ。
この日記には
この日記には
この日記のトラックバックURL: http://doga.jp/2008/cgi-bin/diary.cgi/action=ping/date=20061102kama3
●「イタリア報告（ドロミテ編：前半）」 11月2日(木) 記入者: かまた ゆたか
この日記のURLはhttp://doga.jp/2008/reading/diary/200611.html#20061102kama2です講演の仕事を終え、翌日から自費で一人旅へ。 今回の目的は山を見ること。ドロミテ地方のコルティナ という町を目指す。 コルティナは四方を断崖絶壁の山に囲まれ、“黄金の 盆地”という異名を持つ。行ってみて、その理由が分かった。 樹々が黄色く紅葉して非常に美しい。 http://doga.jp/~kama/italy/Italy01.jpg にもかかわらず、秋はオフシーズンだそうで、ほとんどの ホテル、お店が閉まっている。町に人影はまばら。 日本ではちょっと考えられないことだ。 そのため、山々を見に行こうにも、バスもロープウェイも すべて運休。（スケジュールが直前まで決まらなかったことも あって、レンタカーを手配できなかった。） いろいろ思案したあげく、ある山の登山口までタクシーで 行って、あとは歩くことに。 しかし、これは結構無茶な計画だ。行きはよいが、登山口に タクシーがいるはずはなく、町へ帰る手段が確保されていない。 「ほしのこえ」のリシテア号のようなものだ。 （よい子はマネをしてはいけません） 一応、登山口から2,3時間下ったところに小さな村がある。 行きのタクシーでその村を通過したときに、ちゃんと人が いること、一軒の店が開いていることを確認した。また、 行きのタクシーの電話番号も聞いておいた。 つまり、この村まで下りて、タクシーを呼べばよいのだ。 だが、経験的にいって、この手の計画は簡単に破綻する ものだ。地元の人が“2,3時間で簡単に行けるだろう”なんて 話はまったくアテにならないし。 さて、目的の山“トレ・チメ（三つの頂）”への道を歩き始める。 http://doga.jp/~kama/italy/Italy02.jpg 非常に景色はよく、快適。 http://doga.jp/~kama/italy/Italy03.jpg ガイドブックには、 “登山口から、初心者用コースを1,2時間行けば三つの頂きが よく見える展望台まで行ける。道はよく整備され、観光客でも 手軽にハイキング気分を味わえる。中にはベビーカーを押す 外国人客も見られる” とある。 地元で得た地図にも、トレ・チメをぐるっと一回りする最短コースが 紹介されており、そのコースの一番奥に展望台らしき建物の マークがある。では、このコースを一回りしたあと、村へ下りる ことにしよう。 （後半へつづく）
この日記には
この日記には
この日記のトラックバックURL: http://doga.jp/2008/cgi-bin/diary.cgi/action=ping/date=20061102kama2
●「イタリア報告（仕事編）」 11月2日(木) 記入者: かまた ゆたか
この日記のURLはhttp://doga.jp/2008/reading/diary/200611.html#20061102kamaです大阪市とミラノ市の姉妹提携25周年イベントの一環として、 ミラノ市のデザイン系大学にて、「大阪セミナー」に参加して きました。 （結局、翌日か翌々日に企画されていたCGアニメコンテスト 上映会は準備が間に合わず、中止に） 「大阪セミナー」の会場はちょっと広めの教室。視聴者はこの大学 の学生が中心。あと、大阪から来た交流市民団の方々も混じる。 最初にミラノ市と大学側の関係者から歓迎の挨拶。 続いて大阪市長から、大阪を紹介する講演を20分。 さらに大阪市在住のイタリア人のドミニコ氏から大阪観光の 魅力について20分。 その後に、大阪市長の講演の中で触れたロボット産業に関連して ロボットの実演。これがけっこうウケる。 そして最後が私の出番。持ち時間45分と長い。 これは、会場がデザイン学校ということもあって、ミラノ市側から 日本のアニメに関する話を詳しく聞きたいという依頼があったから。 実際イタリアでは日本のアニメがバンバン流れている。 （私もホテルで「犬夜叉」とか「筋肉マン」などを見た。また何故か 「風雲!たけし城」もやっていた。） 同時通訳といってもタイムラグがあるため、しゃべっていても その反応が今ひとつよく分からない。しかし、CGアニメ作品 （主に予告編）を上映すると、大きな拍手が起きる。またイベント 終了後にも、多くの方々から質問もいただき、私一人会場に 取り残されたぐらいだから、それなりに興味を持って聞いて いただけたようだ。 ただ、私の講演内容は、CGアニメの産業振興の重要性を 説くもので、主にミラノ市や大阪市の役所や議員さん達を視聴者と して想定していた。こういった方々がほとんどこのセミナーに 参加していなかった（別の交流イベントへ行っていた）のが残念。 学生さんに産業振興を訴えてもなぁ。 その夜、レセプションに参加。ここでも学生達からいろいろ質問を受ける。 また、ミラノ市議会の議長が来られたので、ミラノ市でもCGアニメ 産業を振興しましょうと訴えるが、今ひとつ話がかみ合わない。 まず、ミラノ市の状況として、アニメ関連の学校は１校しかなく、 そのアニメコースにも学生は12人しかいないらしい。 それもあって、アニメが産業であるという認識に乏しい。 そもそも、産業振興は議会がすることという考え方も弱いみたい。 第一、私の講演を聴いてないしね。 ちなみに、飛行機でミラノの空港に着いた際、大阪市長といっしょと いうことで、通常の入国審査はパス。なんかVIP用の通路へ。 もっとも、市長他の皆様は立派な服装だったのに、私はアニメの プロデューサという肩書きに合わせてかなりラフな服装だったので、 ガードマンに捕まえられる。
この日記には
この日記には
この日記のトラックバックURL: http://doga.jp/2008/cgi-bin/diary.cgi/action=ping/date=20061102kama
| 2006年10月の日記 | 2006年12月の日記 | 最新の日記 |